**俳句は季語が主役**
参加者32名、投句数64句、2月1日投句、2月7日選句。
今回、山崎名誉主宰の最後の選となったことをご報告いたします。山崎先生からの最後の総評として「みんなうまくなったね」とのお言葉を頂戴致しました。3月からは、新たな選者の体制で進みますのでよろしくお願い致します。
さて、俳句・短歌と日本の「座の文学」として並び称されるものがある。同じ五七五の音の川柳を加えても、「季語」という明確な季節感を入れなければならないのは俳句のみだ。
そもそも、俳句の発端は、連歌の発句にある。座を囲み詠み合う連歌の発句が、俳句として独立するようになった。そのことからしても、俳句は季節の挨拶であり、季語がその主役になっていなければならない。特別選者の特選句を見ても明白と思う。