響焰俳句会

ふたりごころ

第46回ネット句会(2024年3月) 報告者:小澤 悠人

第46回ネット句会(2024年3月) 報告者:小澤 悠人

**表現力**

参加者31名、投句数62句、3月1日投句、3月7日選句。

 今月の名誉主宰・主宰・特別選者の特選句を改めて見返して、その作者ならではの表現力が光っていたと思う。擬人法であったり比喩であったり、作者の感性の有り様を垣間見ることができた。これは何でもかでも修辞にこだわればいいのとは違う。モノを見て、モノに触れて、それをどう感じるか、どう修辞するか・・・ということだ。ありきたりの表現で終えてしまえば類想の句として埋もれてしまう。そこをどう変えるか・・・は、自身の感性を磨くための努力を惜しまないこと(読書、音楽鑑賞、絵画鑑賞など情緒を豊かにする活動)と、モノをどう観察するかということだろうと感じた。

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